初めての船釣り「ウィリー五目.LT五目」
色々な魚が釣れるのが五目釣り。
本当に五種類の魚が釣れれば
その名のごとく五目=五種である。
もちろん五種を超える場合もある。
「ウィリー」?「LT」?聞いたことのない人には
何のことか分からないだろうが、
「ウィリー」とはウィリーナイロンという
カラフルな染色をした糸をハリに巻いた仕掛け。
餌を付けて釣るが、ウィリーそのものも魚にアピールするので、
餌がなくても釣れる可能性がある。
「LT」とは
LTとは(ライトタックル)の略で、
ライト = 軽い
タックル = 道具
という事。
従来の釣り道具よりも軽く細いものを使う。
各船宿さんで呼び方は様々で
「ライト五目」「ライトウィリー五目」「五目ウィリー」などと
呼んでいる。
基本的な仕掛けは一緒で、
仕掛けは3本バリの吹き流し。
上2本は前述で述べた色のついた糸を巻いた
ウィリーバリで、一番下は空バリになっているので、
喰わせエサとしてオキアミ等を付ける。
釣り方はアジなどと同じ。
やはり、釣果に一番関係してくる『タナ取り』。
これまでの記事にも度々書いたが、全ての船釣りに共通する事だ。
船長より指示のあったタナへ、船に乗っている全員が
同じようにコマセ(エサ)をまけると
より効果的に釣果へ繋がる。
皆で「せーの!」言ってやるわけではないが、
同じ層に均等にコマセをまけると
魚の群れを船下に付かせることができる。
耳にタコができるほど言うが、
「タナ取り」は
自分だけではなく船全体への影響も考え、なる早でマスターしよう。
また、タナの取り方は、船宿さんや目的の魚によって
上からの場合と底からの場合があるので、船長の指示をしっかり聞こう。
POINT
ウィリーの仕掛けは3本バリなので、初心者は扱いに手こずる場合がある。
絡まったり、何かに引っかけてしまったり。
これは慣れでしかないが、複数の針がついている仕掛けを
とめて置く磁石板アイテムもあるので一応参考に。
仕掛けは、何らかの台紙やシートに巻き付いている。
仕掛けを取り出すとクセが付いているので、すぐにセットするのではなく
ハリに気を付けながら引っ張ってクセを取るなどの工夫も必要。
また、エサのつけ方も大切。
説明は面倒なので、悪い例と良い例を写真から。
エサのつけ方が悪いと落下中、巻き上げ中に回転し、
ハリスが絡んだり、途中でエサが外れる事がある。
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